TwitterBootstrap 3.0.0で変わった点

7月末にRC1がリリースされたTwitter BootStrapの新たなメジャーアップデート 3.0.0 が8/19 に公開されました。

[browser-shot width=”480″ url=”http://getbootstrap.com/”]

私のようなデザインはちょっと苦手なエンジニアには非常に助かるCSSフレームワークで個人的にも愛用していましたが
今回はこの新たな3.0.0が今までと違うところを整理してみたいと思います。

フラットデザインの採用

公式ブログ では流行に乗ったわけじゃないとも書いていますが、実際のところトレンドではあるのでうれしい対応ですね。
ブログにもあるようにカスタマイズの柔軟性という点でも扱いやすそうです。

アイコンフォントの採用

<i class="icon-search"></i>

などと書いていたアイコンが
以前のcssスプライトのものではなくアイコンフォントになりました。
フォントなので色やサイズの変更は自由に出来ますし、これもうれしい変更ですね。

Bootstrapを使う理由の一つがこのアイコンが手軽に使える、ってところもあったのですが
RC1を見たときには無く(見落としただけ?)、そろそろYahoo! Pure辺りに乗り換えかなと思ったものでしたが。。

アイコン自体もこれまでと変わっているようですね。

IE7とFireFox3.6のサポートなし

jQuery 2.0 でもそうでしたが、こういったメジャーなフレームワークで相次いで
IE8以下のサポートを切る事例が増えてきていますね。

個人的にこの傾向はうれしい方向性かなと思いますが、まだまだIE6, 7な方が少なくないのも事実。
セキュリティの観点からもモダンブラウザに乗り換えて頂ける事を切に願っています。。

モーダルの改善、その他JavaScriptプラグインの書き直し

これまではiPhoneなどでモーダルを使用するとページの下の方に表示されてしまうなど
バグが多くちょっと実務では使いにくかったモーダルも改善したようです。

公式ブログでわざわざ取り上げてるってことはツッコミが多かったんでしょうね。

Typeaheadが無くなってCSS3での実装になっているようです。その方が楽そうです。

ヘルパークラスの追加

clearfix や float を指定する .pull-left .pull-right などの追加がされているようです。
あったらあったで便利なヘルパークラスは今後もっと充実してほしいところですね。

ぱっと見での変化はこんなところでしょうか。
まだちゃんと使ってはいないので、次回は具体的に使ってみて変わった点などをレビュー出来ればと思います。