iMacのHDDをSSD化する方法とFANの爆音対策

毎日暑い日が続いていますがみなさんお体大丈夫でしょうか。

普通は暑さで食欲が減ると聞きますが、逆におなかが減って仕方ないシステム部の中村です。こんにちわ

 

最近、新人さんが入社する際などPCの下準備をさせていただいていますが、~買う際にいい物を買ってるので長い間使えるのかは不明ですが、、、弊社は結構物持ちがよいのですが、いかんせん長い間使っていると、どうしても、HDDとか壊れてきます。

お客様にデータなどは、各クライアントマシンに入れず社内のNASに入れているので、作業端末が壊れても問題ないと言えば無いのですが、それで業務が1日止まってしまうというわけにはいかないので壊れる前にHDD交換が最近のトレンドです。

とはいえ、最近の社内はノートPCの導入が進みSSD化されたマシンが半分近くになってきたので、HDDをSSD化するような作業は実際生まれないのですが、そろそろ、2007年モデルiMacとかのHDDが悲鳴をあげそうです。

 

というわけで、今回悲鳴をあげて壊れる一歩手前のiMac 27インチモデルのHDD交換を行う際にどうせ買えるならHDDではなくSSDにしてしまおうということを記事にしてみようかと思います。

この記事の内容は

  1. HDDをSSD化する
  2. 純正HDD以外だと、FANが全開で回ってしまう障害が発生する

=======注意========

お約束ですが、自己修理など改造を行うとアップルの保障等は受けられなくなる可能性があります。自己責任で対応ください。

=======注意========

 

Continue reading

シネマグラフ・原理・考察・時間表現

前回、シネマグラフとは
「一部分だけ動いている写真」ですよ、
と説明をしましたが、あれはです。
正しくは
「一部分だけ“時間”が動いてる写真」
なんですね。


写真というのは、ご存知の通り
〈その瞬間〉を切り取ったものなので、
量的な時間、というのを持ちません。
私達は、写真を見る時に、そのことを意識することなく、
ごく普通のこととして受け止めています。


ところが、その写真の中に
〈時間の流れ〉を持った要素が入り込んでいると
私達の認識に混乱が起こります。


そこがポイントです。


最初から動画だと思ってたら驚かないのに、
写真が動いてるとびっくりする。


私達の脳はどうも、動画と写真を観るときに
無意識にスイッチを切り替えてるようですね。


シネマグラフ作例

改めて前回の作例に戻ってみると
…もうおわかりだと思います。


この画像は、見た目が最初から動画っぽいんです。
夜中の道路で、人や車の通行がなければ、
動きのない部分があっても、別に不思議じゃない。
画質もそうですね。
加工したりして頑張ってはいますが、
元がスマートフォンで撮影したものなので
深夜にテレビでやってる定点カメラ映像みたいな雰囲気に
なってしまっています。


「これは写真だ(=時間が流れるはずがない)」
というのを無意識に思わせられないと、
シネマグラフ的な面白さは生まれてこないのです。


それらを念頭に置いて、ふたたび
https://www.tumblr.com/search/%23cinemagraph
http://www.pinterest.com/search/pins/?q=cinemagraph
シネマグラフの名作群を観てみると
どれもちゃんと「写真」に見えるような工夫がされています。


まず、画質がハイファイ、なパターン。
ファッション写真ぽく綺麗にライティングされてたり、
一眼レフみたいに背景がボケてたりすると、一気に写真らしさが増します。


それから、顔(人物)。
人間は呼吸もするし、まばたきもするので
動画であれば、何もしてなくても必ず動きはあります。
それは逆に、人が完全に静止している画像だったら
写真に見える、ということでもあります。


では動いてる部分に「煙」「風」「水」の表現が多いのはなぜでしょうか。


それらが、「時間が流れている」ことを伝える表現として、
一番わかりやすいからですね。
エントロピーの増大。


物体が左から右に移動する、というだけでは
時間の表現としては弱いんです。
これが「落下」だと時間を表現できたりしそうです。


…ここから先は
自分で考えてくださいね!
理屈だけで名作が作れるかも!?

シネマグラフ・簡単・作り方・Photoshop

平井です。今日はシネマグラフの話。


シネマグラフについては
https://www.tumblr.com/search/%23cinemagraph
http://www.pinterest.com/search/pins/?q=cinemagraph
などを参照のこと。
一部分だけが動く写真、と思っておけばいいです。


近年のGIFアニメ再評価に乗じて、ほそぼそと流行しています。


まぁなんとなく作り方は想像つくんですが
どのくらいの手間でできるのか、
自分でやってみることにします。


まずは、素材を用意します。
とりあえずベランダに出て、外の景色をiPhoneでビデオ撮影すること10秒。

スクリーンショット 2014-07-04 23.50.36

PCで開いてみます。
手ブレがひどい。


動画の手ブレを補正するには…
調べるとAdobe Premiere CCでできるらしい。
さっそくダウンロードします。
これだけのために…と思わなくもないですがAdobe CC(月額5,000円)の恩恵ということで。

effect

「ワープスタビライザー」というビデオエフェクトで簡単にできましたが
撮るときに三脚使うなど、カメラを固定したほうがいいですね。

 


Photoshopで動画を開きます。
開けるの?と思うかもしれないけど普通に開けます。


「タイムライン」というパネルに読み込まれます。(「レイヤー1」)
使いたい範囲を「ワークエリア開始・終了」スライダーを動かして選択します。
最初と最後がループで繋がるようにします。


「時間インジケーター」をぐりぐりと動かしてみて、
基本になるフレームを選びます。
「結合部分をコピー」とかで新規レイヤー(「レイヤー2」)にペースト。
いったん非表示にしておきましょう。


もうひとつ新しいレイヤー(「レイヤー3」)を作って、
レイヤー1を見ながら、動かしたい要素が動くエリアだけをブラシツールとかで塗り塗り。
スクリーンショット 2014-07-04 23.44.11
なるべく狭いほうがかっこいいけど、あんまり気にせず適当に。


できたら、レイヤー3を選択範囲にして、レイヤー2をマスク。
選んだ範囲だけ、下にあるビデオレイヤー(「レイヤー1」)が見えるようにします。


おわり。
「WEB用に保存」で、GIF形式を選んで、ループオプションを「無限」にして保存。
ブラウザで確認しましょう。


ファイルサイズは軽いほうが観てもらいやすいので、

書き出しサイズは小さめにして、フレームレートも15fpsで充分かな。

チープなほうが味のある映像になるよ。とかなんとか。

シネマグラフ作例

確かにできたんですけど、どうもいまひとつ面白くないですね。
なぜでしょう。次回はその理由を書きます。たぶん。

消せないパーティションを消す方法(Windows編)

先日iMacの液晶を壮絶に落としたシステム部の中村です。

液晶を落としたiMacさんは部品取りとして別のiMacさんの修理部品として余生を過ごす運命です。(既に電源ユニットが交換されて高周波音が1台のiMacから消えました)

こんにちは

弊社のシステム部は何から何までやってます!!

 

と そんな中、新しい方が入社されたり、更新の運用方法を変えたりするために、最近iMacのHDDを交換したり、メンテナンスを増えたのですが、

その際OSのクリーンインストールをする(USBからOS X Mavericks)を際にUSBBootさせるために、

USBのパーティションを複数に割ることがあるのですが、その際通常の操作では一つに戻せない場合があります。

そこで、消せないパーティションを消してしまう(Boot領域用に200Mサイズのもの)方法を記載します。

Windows7 コマンドプロンプトで、DIskPart  ( c:\>diskpart ) をいう標準コマンドを使います。

図は 今回の作業を一まとめにした図です。

DiskPart

まず list disk で今認識しているディスクを調べます。(これはWindows のディスク管理でも番号を調べることが可能です)

ここでは、USBが ディスク2と認識されているので、

select disk 2 を入力し選択させます。

次にそのディスクの内部のパーティションをリストアップします。

list partition と入力し消したいパーティションが1と判ったので、

select partition 1 と入力し

強制削除コマンドを打ち込みます。

delete partition override

この overrideが重要です!!これをつけないと消せません!

この方法で、消せないパーティションを強制的に削除できます。

MACの起動USBDISKにしてしまうと、普通に戻すにひとてま必要になりますが、これなら、Windowsで楽に直せるので、覚えておいてもいいかなと・・・