ワークショップ「構図基礎」に参加してきました!

こんにちは、デザイナーの栗原です。
日曜日に、デザインのワークショップに参加してきました!

参加した講座

参加したのは、会社の近くの御茶ノ水美術学院で開催されているartgym(大人のためのアートスクール)の講座。
デザインだけでなく、デッサンや立体作品のワークショップなど、アート全般について幅広く開催されているようです。

今回は、仕事に活かすために「構図基礎」というワークショップに参加してきました。
参加者は10名ほど。実際にポスターのレイアウトを考えて公表をしてもらう、という内容でした。

学んだ内容


 

◼️意図を明確にする

まず、意図を明確にすることが大切、ということが強調されていました。
ペンをとる前に、誰に向けて、どんな情報にポイントを絞って伝えたいのか、をはっきりさせます。
 

◼️配置のテクニックを用いながらラフを描く

意図が固まったらラフに起こします。
このとき、配置のテクニックを使うと、「意図」を効果的に伝えることができます。

例えば、「S字構図」を用いるとスピード感を演出できたり、「左右対称構図」を用いると2つのことを並列に見せることができると教えていただきました。
見せていただいたチラシの例でも、効果的にレイアウトされていて、オリンピックの広告からは緊張感、バレーボールの広告からはチームの一体感などを感じ取ることができました。
 

◼️グリッドを引いて配置を調整する

ラフが固まったら、グリッドを引いて調整をしていきます。
グリッドの間隔をあえて等間隔ではなくしたり、グリッドから要素を少しずらして配置したりすると、遊びや動きが生まれて、また違った表現ができることを発見しました。

また、実際のチラシにグリッドを引いてみる、という時間があり、
素敵なデザインは、きちんとグリッドに揃えられているからこそ、奇抜なデザインであっても、見る人に安心感を与えることができると知りました。

まとめ

  • 「どのような意図を伝えたいか」がとても大切で、それをきちんとターゲットに伝えるために、配置のテクニックが有効。
  • 奇抜なデザインをするときも、揃える所を揃えることで、全体にまとまり感をもたせたり、情報に説得力を与えることができる。

おまけ

メディカルデザインでは、このようなワークショップの参加費用や、本の購入代など、仕事に関連する勉強については、会社が金額を補助してくれます◎
自主的にどんどん勉強して、実力を身に付けたい方には、ぴったりな職場です。

▼▼メディカルデザイン デザイナー募集要項はこちら▼▼
https://www.medical-design.co.jp/recruit/category/designer.html

ぜひ、ご応募をお待ちしております!

ワークショップに行ってきました!

はじめてのワークショップ

こんにちは! 前回の投稿から引きつづき、また呉が書かせていただきます。

 

今回は、御茶の水美術学院の大人向けアートスクール「artgym」のワークショップに行ってきました!

「デザインに役立つ!構図基礎-グラフィック篇-」というワークショップだったのですが、デザインの業務にまだまだつまづいてしまう私にはピッタリで、
ちょうどこういうのを学びたいと思っていたため、緊張しながらもワクワクしつつ当日を迎えました。

 

ワークショップに行くこと自体が初めてで、ましてやデザイン系ですから、
どういった人たちがいて、どういった雰囲気が進めるのだろうかと不安ではあったのですが、

行ってみれば講師の方もとても話しやすく気さくな方で、とても穏やかな雰囲気のワークショップでした。

ワークショップ内容

 

ワークショップの内容はというと、講義のようにただ講師の方のお話を聞くだけではなく、

実際に自分で構図を考えながらデザインを作ったり、また既存のチラシなどのデザインを分析するなど、
手を動かしたり見て学んだり退屈しないものでした。

真ん中にモチーフがくる日の丸構図や、縦横を3分割する3分割構図など、構図にはいくつかのパターンがあるというテクニック面も学べましたが、

今回のワークショップで一番に学んだことは、「構図とは”意図”を持って配置すること」でした。

 

既存のチラシを比較して、このデザインの制作者は何を意図してこういったデザインにしたのかと考えたとき、
例えば東京五輪のチラシならスポーツらしい疾走感を持たせたり、子ども向けの音楽会のチラシなら子どもの興味を引くようなデザインにしたりと、
どのデザインにもそのデザインになった「意図」があることに気づかされました。

 

当たり前のことのように聞こえますが、私にはちょうど心当たりのあることがありました。

というのも、つい先日、制作したバナーに対して「クリックできる感が少ない」という指摘を受けてしまうことがありました。

改めて作ったバナーをみると確かに、それはただの一枚のデザインであって、それがクリックできるものであると示す要素が少ないことに気づかされました。

学んだことを受けて考えてみれば、「クリックしてほしいという”意図”」がないままバナーを作ってしまっていたのです。

 

気をつけているつもりではあったのですが…デザインって難しいんだなあと改めて感じると同時に、
これを機に、次からデザインを作るときはちゃんとそういった意図を意識して作ろうと思います。

 

思った以上に実りのあるワークショップだったので、また機会があれば行きたいですね!
それでは!