はじめてのワークショップ
こんにちは! 前回の投稿から引きつづき、また呉が書かせていただきます。
今回は、御茶の水美術学院の大人向けアートスクール「artgym」のワークショップに行ってきました!
「デザインに役立つ!構図基礎-グラフィック篇-」というワークショップだったのですが、デザインの業務にまだまだつまづいてしまう私にはピッタリで、
ちょうどこういうのを学びたいと思っていたため、緊張しながらもワクワクしつつ当日を迎えました。
ワークショップに行くこと自体が初めてで、ましてやデザイン系ですから、
どういった人たちがいて、どういった雰囲気が進めるのだろうかと不安ではあったのですが、
行ってみれば講師の方もとても話しやすく気さくな方で、とても穏やかな雰囲気のワークショップでした。
ワークショップ内容
ワークショップの内容はというと、講義のようにただ講師の方のお話を聞くだけではなく、
実際に自分で構図を考えながらデザインを作ったり、また既存のチラシなどのデザインを分析するなど、
手を動かしたり見て学んだり退屈しないものでした。
真ん中にモチーフがくる日の丸構図や、縦横を3分割する3分割構図など、構図にはいくつかのパターンがあるというテクニック面も学べましたが、
今回のワークショップで一番に学んだことは、「構図とは”意図”を持って配置すること」でした。
既存のチラシを比較して、このデザインの制作者は何を意図してこういったデザインにしたのかと考えたとき、
例えば東京五輪のチラシならスポーツらしい疾走感を持たせたり、子ども向けの音楽会のチラシなら子どもの興味を引くようなデザインにしたりと、
どのデザインにもそのデザインになった「意図」があることに気づかされました。
当たり前のことのように聞こえますが、私にはちょうど心当たりのあることがありました。
というのも、つい先日、制作したバナーに対して「クリックできる感が少ない」という指摘を受けてしまうことがありました。
改めて作ったバナーをみると確かに、それはただの一枚のデザインであって、それがクリックできるものであると示す要素が少ないことに気づかされました。
学んだことを受けて考えてみれば、「クリックしてほしいという”意図”」がないままバナーを作ってしまっていたのです。
気をつけているつもりではあったのですが…デザインって難しいんだなあと改めて感じると同時に、
これを機に、次からデザインを作るときはちゃんとそういった意図を意識して作ろうと思います。
思った以上に実りのあるワークショップだったので、また機会があれば行きたいですね!
それでは!